保険金目当てで実弟を殺された兄が、最初は憎み、極刑をのぞんだ加害者との交流の中で、次第に気持ちを変化させていく様子が、丹念に書かれている一冊。もっとも印象的なのは、二審で死刑が確定した加害者の減刑をもとめる街頭での署名活動に、兄が立ったと…
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