2005-05-21から1日間の記事一覧

勅使河原蒼風著『瞬刻の美』〜「一字が万字」の活(い)けられた言葉

右の写真は、1957年に蒼風が大樹の根を活(い)けたものだ。題して「樹獣」。この作品をぼくはテレビで初めて観て、ぶっ飛ばされた。昔も今も、この「樹獣」は前衛でありつづけている。もう50年近くの時間がすぎているのに、少しも古びていない。 作品…