2006-03-12から1日間の記事一覧

藤代裕展『役に立たない・モノ・静物・風景』〜シンプルで密やかな再生に耳をすます

art

以前、モーリス・ユトリロ展を観に行ったときのことだ。10代でアルコール中毒となり、そのリハビリに絵を描きだしたという彼の初期の作品。「白の時代」ともいわれる風景画の、言葉にしがたい哀切さや温かみの混在する風合いにグッときた。 それらの作品が…