2008-03-04から1日間の記事一覧

横山大観展〜いかに描かず、いかに描くか(2)  

art

今回、とりわけ2点が心に残った。 まずは、ボストン美術館所蔵の「帰牧図」(1904年)。左肩上がりの山道を馬をひいて上る人と、それと交錯する滝に焦点を当て、主に茶色で描かれた縦長な構図。だが絵を包囲する白地の方が多い。その余白が観る側の想像…