参議院選挙立候補者のデータ検索は今、ここまでできる

rosa412004-06-23

 右アンテナの勝谷さんのwebをクリックしたら、参議院選挙データのページがあらわれた。そこをクリックすると、どうやら今回の参議院選挙の立候補予定者に、自らの政治スタンスを記入させる「踏み絵」ページがあらわれた。面白い。その右隣に「選挙が面白くなる参議院選挙全情報」がある。http://www.janjan.jp/sanin/list.php
 ここをクリックすると、日本地図があれわれ、そこから「東京」をクリックすると、東京選挙区の立候補者の一覧データがあらわれる。各新聞の関連記事や、週刊誌に掲載された当落予想、市民記者のルポ記事もある。かなり盛りだくさんだ。
 ここで試しに、民主党の現職「小川敏夫」をクリックすると、彼のプロフィールとデータがあらわれる。ここまでは普通だ。ぼくがビックリしたのは、そのページの一番下にある国会会議録検索システムだ。(http://kokkai.ndl.go.jp
 このURLをクリックすると、その検索システムの画面になる。その簡単検索ボタンをクリックし、発言者の欄に仮に「小川敏夫」と書き込んで検索すると、国会本会議や各種委員会で、小川氏がどの大臣に、どんな質問をして、どんな返事をもらったのかが、すべて一覧できる。これはちょっとスゴイ。自宅や会社にいながら、ここまで調べられるようになったんだ。もちろん、現職か元職議員でないと調べられないけどね。
 昔、ある法改正と政治家とのつながりを調べようと、国会図書館で、分厚い国会会議録をめくって、ある委員会での議員の発言内容を調べたことがある。それが今や、自宅のパソコンから検索できるとはね。でも当選回数1回の小川氏一人分でも、117件もある。これをいちいち調べるのはけっこうな手間だ。でも彼が国会で具体的にどんな活動をしたかを分析するには、彼のHPを見るより、こちらからその発言内容を調べた方が時間はかかるが断然、客観的だろう。
 今回の参議院選挙が終わると当分、選挙はない。政治はオール・オア・ナッシングでは、たぶん何も変わらない。なさけないほど微力な一票だけど、ここでガツンといわせておくべき政治家は誰か、政党はどこか。駄目もとで、育ててみようと思う政治家は誰で、政党はどこか。そんな観点に立てば、このデータベースはけっこう使える。
追記)
余談だが、東京選挙区に民主党公認で出馬する、元キャスター蓮舫さんのご主人は、ライター仲間のM氏だ。テレビキャスター時代の彼女のギャラは、さぞかし良かったのだろう。ある日、M氏の原稿料通知書を見て、その「0」の数が自分のイメージより二つ、三つ少ないことに彼女はいたく驚き、印刷ミスにちがいないと思ったという。昔、そんなエピソードを、M氏がトホホ顔で話していた。ぼくだったら、「それは印刷ミスではなく、職業選択のミスです」とニコニコしながら訂正しただろうな(^^;)。