茂木健一郎トークセッション予約

 左アンテナの「茂木健一郎クオリア日記」を読んでいて、今月25日(日)の彼のトークセッションがあることを知る。会場は表参道の青山ブックセンター(に隣接している一室)。さっそく電話すると、ぜんぜん余裕みたいだった。先日の後藤繁雄トークショーに続いてのブックセンターだ。入場料500円。タイトルは「意識はいかに成り立つか〜脳と時間をめぐって」。NHKブックス『脳内現象〜<私>はいかに創られるか』の刊行記念だ。
 茂木氏は、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニア・リサーチャー。専攻は脳科学認知科学。「クオリア」プロジェクトのコンセプターでもある。気がつけば、養老孟司との共著『スルメを見てイカがわかるか!』(角川oneテーマ21)が読みかけ・・・(^^;)
 先日読んだ多田富雄著「免疫の意味論」のおかげで、少々そっち系分野が気になっている。感想はまた、いづれ

追記)『文学界』04年8月号連載「脳の中の文学」第5回
クオリア日記7月8日付より抜粋引用)

 美しい、ということの成り立ちを突きつ
めていくと、そこには何か恐ろしいものの
姿が現れてくるようにずっと感じている。
私たちを惹きつけてやまないものの背後に、
直視してはもはや生きてはいけない、知って
は理性が崩壊するような何かがあるように
感じる。
 そのような文脈において、美の背後にある
恐ろしさについて考えている時に、真っ先に
浮かんでくる作家は、三島由紀夫である。