横浜中華街「謝甜記」のお粥と、「海南飯店」のつゆなし葱(ねぎ)そば

rosa412004-09-01

 週末起業をテーマにした単行本の第一稿がようやく終わった。そしてささやかな夏休みをと、夫婦で横浜みなとみらいで宿泊。だって今日と明日は半額セール。近頃は、半額前後の値段でしか利用したことありません(^^;)
 まずお昼は、中華街の「謝甜記」で、お粥と梅肉ソースの鶏の唐揚げ。暑さがぶり返したような日に、お粥とはどうかとも思ったが、鶏のダシが効いたここのお粥はやっぱり美味しい。少し食べ飽きると、醤油とネギの千切りを加えて食べる。ああ、幸せ。
 いったん、ホテルに戻り、青空の下、海と観覧車側の風景にうっとり。スーぺりア・ツインの丸窓付きバスルームに浸かりながら、本を読む。次第に夕暮れていく風景もきれい。部屋の手前の観覧車に灯りがつけられ、薄い藍色に暮れなずむ風景とのコントラストも美しい。
 横浜駅東口からシーバスに乗って、約20分600円の海上遊覧。山下公園から再び中華街に行き、知り合いの編集者から教えてもらった広東料理の「海南飯店」へ。ここのつゆなし葱そばを勧められたので、つゆありとつゆなし。中華風モツ煮込みと、五目炒めを注文。つゆなし葱そばは、葱油そば風で、チャーシューと千切り葱と一緒に口に運ぶと、絶妙の味になる(右上写真)。新宿二丁目奄美料理店「高倉(たかぐら)」の油そばを思い出させる。
 だが中華風モツ煮込みは、まさに様々なモツだけが山盛りで、唯一、パセリがこれみよがしに載せてあるだけで、少し戸惑う(^^;)。カラシをつけて食べると豚足みたいなゼラチンの部位は美味しいんだけど、少し残してしまった。五目炒めはイカや海老がプリプリ、ブロッコリーだけがやたら油を吸うせいか、とりわけ濃くがある。でも最初は気にならなかったんだが、食べているとけっこうクドくなってきて、やたらお茶をお代わりしてしまった。お腹もふくれた。でも、そば以外は一品の量が多くて、薄味だけど濃厚で、値段も1500円を超えるから、夫婦2人より4人以上で、あれこれ少しずつ食べるのがいいかも。料金は4700円。
 

●「謝甜記」http://www7.plala.or.jp/Wistaria/shatenki/
●「海南飯店」http://www.chinatown.or.jp/shop/ckanton.html
●「高倉」http://www.arimura.co.jp/osake/kokuto_hanbai_ten.html