NHKテレビ『課外授業 ようこそ先輩』昆虫写真家、栗林慧(さとし)の虫の目レンズ

rosa412004-11-28

 虫の目レンズって知ってますか。カメラのレンズ部分におよそ直径1㎝のCCDカメラを、長さ30㎝ほどの細長い管の先につけて、草むらなどに生息する昆虫たちの生態を観察する特製レンズのことだ。
 けさの『課外授業』のゲスト、昆虫写真家の栗林慧さんが発明したもので、これで見るとバッタなんか恐竜みたいに見えてしまう。めっちゃ面白れぇ〜映像!こんなファンキーな写真家がいたなんて、知らなかった。
しかも、この特製CCDカメラの凄いのは、小さな昆虫と小学生を同じ大きさで見せてしまう点で、その仕組みはよくわからなかった。だから草むらのバッタと子供たちのツーショット写真が撮れる。栗林さんはそれを生徒全員にプレゼントしていた。羨ましい〜、おれもバッタと記念撮影した〜い。
 栗林さんはまず自分が撮影した昆虫の写真に、子供たちに昆虫の気持ちになってコメントを作文させ、次には、ビデオカメラ片手に森に行かせて、それぞれ好きな昆虫を撮影。最後はそのビデオ作品を題材に、子供たちにアフレコさせて、ひとつの物語作りをさせていた。
「今まではなんとなく気持ち悪いと思っていた昆虫が、とても好きになりました」
 といった感想を語る子供たちが多かった。人間の目線でしか見ていない昆虫を、昆虫の目線からとらえなおすことで、昆虫の気持ちになって考えてみる。そこに物言わぬ他者への想像力と愛情がうまれる。栗林さんは、わずか2日間の授業で、見事に子供たちの視野と想像力の幅を広げていた。
●栗林慧さんオフィシャルサイト 
 明日から札幌出張。ちなみに札幌の明日の気温は最高マイナス1度、最低マイナス6度、ク〜ッ!取材は明後日なので、明日は札幌市北部にある、イサム・ノグチ設計のモエレ沼公園をぜひ体感したい。