シンポジウム「希望のニート」(千葉市文化センター)〜司会はやっぱり難しい

rosa412005-06-24

 23日に帰国、時差ボケもとれぬまま、シンポジウムに参加した。第四回目となる今回、参加者は90名弱。「希望のニート」著者の二神能基NPOニュースタート事務局」代表)と、宮本みち子放送大学教授の対談だった。
 宮本さんは以前、取材したことがあり、その著書も読んでいたので、それをもとに構成案を作り、それに沿った進行をお二人に確認していただいた上で、始まったのだが・・・。
 最初は、どうも議論がかみ合わず、少々焦ったが、よくよく聞いてみると、お二人の考え方には共通点が多いことが、明らかになってきた。すると、だんだん二神さんの”漫談”風論説も出てきて、その笑いが前の席から中盤までゆっくりと波及していく。
 こうなってくると、若葉マークの司会者もがぜん余裕が出てきて、その二神さんにダメ出しする余裕も生まれてきた。時間配分は前半で大きく時間をくってしまい、予定より20分超過で、8時50分終了。自分ではうまくできたのかどうか、判断がつかなかったけれど、面白かった、という編集者や参加者の声を聞いてホッとする。
27日(月)の大宮ソニックシティが最終回。もう一回がんばろう。
 また、来週火曜日28日の朝日新聞のオピニオン欄(5分の1ページ大の記事部)にて、本「希望のニート」とニュースタート事務局の活動が紹介される予定です。(全国版か、都内版かは不明)来月は日経アソシエ(2P)、日経ビジネス(1P)で、著者インタヴューが掲載予定です。これらのメディア露出が、どれほど本を後押ししてくれるんだろうか。
 ちなみに、写真はシンポとは全然関係がない、パッションフルーツ「グラナディーア」。パッと見、カエルの卵みたいな黒い種とそれを覆う半透明な実を、10粒ほどまとめてフォークですくい取り、丸ごと食べる。その際に軽く種を噛むと、口の中に酸味と少々の苦味がひろがり、おいしい。今回新たに発見したマイ・フェバリットだ。
 実はペルーの首都リマは、インドネシアジャカルタとほぼ緯度が同じで、同じようなパッションフルーツが獲れることを、今回初めて知った。グラナディーアは、インドネシアでも食べられるらしい。