『希望のニート』が東京新聞の書評欄に登場!

rosa412005-07-03

 自分たちが作った本が、マスメディアの人の目に留まり、これは多くの人たちに知らしめるべき一冊だと思ってもらえる。こんな光栄なことはない。
 7月3日日曜版の東京新聞書評欄で、『希望のニート』が大きく取り上げられた(写真左ページ)。評者は労働研究家の森清さん。以前、岩波新書で森さんの本を読んだことがある人間としては、嬉しい限りだ。効率至上主義社会の他に、ニートたちがゆっくり働けるもうひとつの社会を許容せよと訴えていると本の趣旨を説明した後に、同意しようと書いていただいた。
 ちなみに、右隣は朝日新聞6月28日付け13面のオピニオン欄。根本さんという同紙編集委員が、二神さんに取材されて、ニュースタート事務局の活動と『希望のニート』について触れていただいた。
 7月5日発売予定の『日経アソシエ』では2P、同11日発売予定の『日経ビジネス』では1Pで、『希望のニート』の著者、二神さんのインタヴュー記事が掲載される。どれも、こちらから仕掛けたものではなく、先方から取材依頼をうけたものだ。そういう効率至上主義型雑誌から、その対極の働き方を発信する本の著者がインタヴューを求められる。そこに働くことへのどこか疑心暗鬼な、今の世の中の空気が感じられる。 
 また、未確認情報ながら、朝日新聞の来週日曜日版あたりの書評欄に、『希望のニート』がとりあげられるという話もある。東京大学の先生がその原稿を書かなければと話していたという、同大学の先生経由の情報だ。新聞の書評欄は、大手出版社が営業攻勢をかけてもなかなか取れないという場所だけに、ありがたい話だ。どうぞ、お楽しみに。
 また、先月27日の大宮でのシンポジウムが、埼玉新聞のweb版に紹介されていた。興味がある方は黄緑色部分をクリックしてください。