『希望のニート』韓国語版のオファーという光栄

rosa412005-07-22

 『希望のニート』の韓国語版出版のオファーが、出版社にとどいた。海峡をこえて、ぼくの書いた文章が読まれるなんてステキなことだ。しかもハングルで。
 著者の二神さんも韓国太田市(テジョンシ)生まれだし(日本統治下)、太田市はぼくが韓国留学中、何度となく通った街だ。当時好きだった女の子がいたから。そういう意味では、テジョン・コンビが引き寄せた幸運ともいえる。
 そして現在、二神さんが代表をつとめるNPO団体「ニュースタート事務局」には、韓国仁川(インチョン)市にある女子大から一ヶ月間、10数名の学生が異文化体験で滞在中。ニートの男の子たちも、なんか嬉しそうだ。ぼくの本も日韓交流の役に立てるなんて、最高としかいいようがない。出版が正式に決まったら、韓国留学時代の下宿友だちにも、連絡してしっかり読んでもらおうっと。
 この本には本当にいろんなプレゼントをもらった。アマゾンなどでの世代をこえた読まれ方、インターネットでのプチ論争、マスメディアからの評価、そして最後はぼくが青春の一時期をすごした国への翻訳。改めて、読んでくれた皆さんに感謝します。そして、この喜びを次の本作りへのパワーに換えたいと思います。
●右上写真は日誌とはまるで無関係な、ペルー・リマ市内に建つ近未来ちっくなマリオットホテルです(^^;)