篠原欣子さんトーク&ディナー「サタカフェ」最終回

rosa412005-08-06

 サタカフェ最終回が、田町「ヌースフィア」で開かれた。ゲストは篠原欣子テンプスタッフ社長。OL海外留学がまだ珍しかった1960年代のヨーロッパ留学、女性経営者が少なかった70年代での人材派遣会社創業と、働く女性のパイオニアとして歩んでこられた軌跡を中心に、私がホスト役としてお話をうかがいながら進行した。
 私のちぐはぐな質問も少々あり、一部の参加者からのアンケート用紙上でお叱りをうけたが、そのためにかえって篠原さんの飾り気がなく、率直でかわいらしい人柄が出た感じがするという意見もあり、一長一短あったな。トーク・イベントの司会の難しさを、改めて実感させられた。
 参加者からの声の一部をご紹介します。
「まわりの目、世間体を気にせず、自分のやりたいことを一生懸命やっていくということが、素晴らしいなと思いました。また、人には何か良いところがあるという話に篠原さんの人柄の良さを感じました」
「好きなことを見つけるためには、今を一生懸命やる事。この話が印象的でした。好きなことを始めるのに年齢は関係ない。やりたいときに、やりたいことをやる。この様なお話を聞いているだけで、なんだか元気になります」
 私としては、篠原本購入者へのサイン会や、その後の参加者との交流時間の彼女を見ながら、相手が誰であっても、同じ目の高さと丁寧な物腰で話される姿勢に、改めて惚れぼれさせられた。この国で、それはけっして簡単なことではないと思うから。
 それがわずか3時間半ほどの間で、この日の20名弱の参加者と、お店スタッフをも魅了された一番の理由だと思う。「サタカフェ」全三回のゲストならびに参加者の方々、お店スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。20人規模のアットホームな空間でこそ、伝えられることがある。それは今回のイベントの大きな発見だったと思います。
 篠原さん、同社広報室長Nさん、お暑い中、どうもありがとうございました。(右上写真がボケ気味ですいません。水色のジャケット姿が篠原さんです)