KANDADA・プロジェクトのお知らせ

 アーティストの中村政人さんから、新たなアート・プロジェクトのお知らせメールが届いた。東京・神田(東西線竹橋駅近く)の老舗印刷会社の倉庫を、アート・スペースにリノベーションしてしまうらしい。興味がある方は、中村さんが代表をつとめる、アーティスト集団コマンドNのHPをご覧ください。
 また、KANDADA・プロジェクトの企画書(9月26日オープニング)は、http://www.commandn.net/KANDADA/KANDADA.pdf をクリックすると、PDFファイルがダウンロードできます。ちなみに、オープニング・プロジェクトは「東京ラビットハウス」。01年のロンドンを皮切りに、ヨーロッパ各地を巡回して初めて東京での開催です。
ちなみに、「KANDADA」とは「神田+DADA(ダダイズム:既成概念の否定、攻撃、破壊といった思想を特徴とする)」の造語。「神田の街にダダイズム的視点をインストールして、そこから街の創造力を促して行きたいという理念のもと命名した」という。面白そうだ。
 日常を異化する中村さんの視点は、アートという背景に根ざしていて、ぼくはいつも彼の見方、対象へのアプローチの仕方に、とても新鮮な刺激をうける。ぼくにとっては、まるで勝手の違う、さしづめ異文化の視点だから。
 芸術の秋、興味がある方はぜひ、そんな日常を異化する視点に触れにお出かけ下さい。