ああ、日本快勝でスッキリした

 韓国で青春の一幕をすごした人間としては、サッカーにしろ野球にしろ、日韓戦での心境はちょいと複雑。いい試合をしてほしい、そのうえで日本に勝ってほしい。それに尽きる。
 ところが、二回も続けて負けると、やっぱりむかつく。今日も7回表の攻撃で、多村に送りバントかどうか徹底させないまま、空振り三振に終わったとき、監督の采配ミスだと腹が立った。そしたら、監督は、この日スタメンを外した福留を代打に送る大胆な作戦に出て、それが見事的中。まさに鳥肌もので、野球の醍醐味をひさびさに堪能した。
 これからプロ野球が生き残るには、こうして世界と戦い、選手をどんどん米国に行かせつつ、若手をどんどん自前で育てる。それしかないな。アホ新聞みたいに、国内市場で4番打者ばっかり集めて負けてるレベルでは、ジリ貧やわ。
 ウーン、キューバ戦は先発・松坂も観たいが、渡辺も観てみたい。