福砂屋の「手づくり最中」を買った理由

 もうすぐ書店に並ぶぼくの本に、推薦文をくださった女優のNさんの事務所に、担当編集者N君とともにお礼に行ってきた。中目黒駅で待ち合わせたN君が、手土産がないという。そこでNさんの事務所をまず確認してから、目黒川沿いをうろうろしていたら、見つけたのがカステラの福砂屋だった。
 N君が高級そうなカステラを選んでいる隣で、手頃な値段の「手づくり最中」が目に入った。で、我が家へのお土産に買うことした。ちなみに、ぼくは最中は積極的には食べないんだけどね。でも帰ってから食べてみると、手焼きの皮がじつにパリパリしていて、適度に甘みを抑えた餡(あん)とじつに相性がよかった。餡を好きなだけ取り、自分で皮にはさんで食べる感じも楽しいし、8個分で735円ならちょっとしたお土産として重宝する。包装紙もかわいい和風。我ながら、いい買物だった。
 で、話は戻ってNさんのマネ―ジャ―とお会いした。ぼくが先日送ったお礼の手紙を、Nさんも目を通してくれているらしいと分かり、ムフフフ。なにせ修正前の第一稿を読んでくれたわけですから、もうアカの他人じゃない(たぶんに一方的な思い込みですが・・・)。
 Nさんはこの7月頃からNHKの大河ドラマに登場するという。ひさびさに、しかも途中から、ぼくも大河ドラマを観ることになるだろう。むふふふふ・・・。