W杯・ポルトガルがベスト4進出〜応援しがいがなかったポルトガル

rosa412006-07-01

 先のオランダ戦と違い、今夜のポルトガルは応援しがいがなかった。特に後半から入ったリザーブの選手がひどかった。イングランドルーニーが退場してから、数的優位を生かせず、消極的なボ―ル回しに終始しては、反対にボ―ルを奪われるという悪循環。交代で入った3人がまるで目立たない試合展開というのも、ショボすぎた。
 それらはこの日欠場を強いられた、MFデコの存在感の大きさを物語っていた。ポルトガルの拙攻はPK戦でも続き、ゴールポストを外したミスキック2本。この日の主役はポルトガルのキーパー、リカルド。彼が魅せた3本のファインセーブ(いずれも枠内のキック)こそが、この夜のすべて。右写真は、勝利を決めるPKを蹴り込んだクリスチアーノ・ロナウド。お祭りはもう残りわずか。こうなったらブラジル対フランス戦も、しっかりと観ておきたい。