エリック・サティ「ジュ・トゥ・ヴ」で両手弾きに挑戦〜ゆ、ゆ、指が動かん、頭が回らん!

 先の「大きな古時計」もゆっくりとマスターしたので、今度は両手弾きに挑戦することにした。ふふふふ、密かに練習は30分ずつ続けていたのだ。
 やはり、両手弾きができないと、キーボードを買った意味がない。そこで選んだのが、昔好きでよく聴いていたエリック・サティの曲の中から、「ジュ・トゥ・ヴ(あなたがほしい)」。う〜ん、大人の曲!これは左手が比較的簡単だと、奥さんが選んでくれた。
 しかし、これが全然ダメ。右手の旋律の狭間に「ジャンジャン」と左手で鍵盤を押さえる分には問題はない。同じ和音だから押さえるだけ。ただ、右手の旋律の音がその「ジャンジャン」と重なる部分だと、うまく弾けない。自分が急に壊れた機械になったみたいだ。ああ、ここまで極端に何かをできない自分と向き合える体験ってひさびさだ。小学校低学年の水泳の時間以来かも。
 なんとか30分で、最初の第一小節をそれらしく弾けるくらいまでで終了。焦らず、イライラせず、ゆっくりじっくり慣れればいい。確実に右脳は活性化されている、と信じて。ちなみにこの曲の歌詞訳もいいんだな。「あなたの苦しみ 私にもわかるの とっても悲しいけど耐えるわ いつか幸せをつかむまで・・・」うん、がんばる。
「ジュ・トゥ・ヴ」の旋律<-ここをクリックすると、音が流れます。