30分間走2本達成!〜これで10キロはど―にか走れる

rosa412006-11-18

「どうしたの?すっごい小顔じゃない!」
 帰ると、奥さんから驚かれた。えっ、と洗面台で顔を見たら、じつにすっきりした、心なしかハンサムになったオレがいた。そうか、走って汗かくとイケてくるんだ、おれ。ふふふふふ。
 今月の目標だった30分間走2本を達成した。最初の30分間走後、歩かずに15分間のたらたらジョギングでつないで、スポーツドリンクを補給してから、ふたたび走り出すと15分すぎから急に下半身が勝手に走り出す感覚につつまれた。こ、これって、あの懐かしき「ランナーズ・ハイ」か。気がつくと右太腿の張りも、右膝の違和感もすうっと消えていた。
 上体を気持ち前に倒して、肩甲骨に力をいれ、前に出す腕よりむしろ引き腕を意識しながら、なおかつ胸を張ることで腰が入る。自分の速度に今、おれ、乗っかってる、チャリンコでは感じても走ることでは長らく遠ざかっていた感覚が全身にみなぎってきて、思わずうっとりしてしまった。いや、そんなに快走してるわけじゃないんだけどね。あくまでオレの中ではそんな感じだった。
 走ることは、本を書くことに似てる。地道なことの積み重ねと、粘る心と挫けそうな気持ちの狭間でふらふらしながら、なおかつ前進するしかない。愚直さこそが最大のエンジンであること。しかも瞬間的”小顔”変身のオマケ付き。