第8回谷川真理ハーフマラソン〜まずは打倒ドラえもん!宣言

rosa412007-01-14

 どうよ、この人の多さ。ハーフマラソン男子が8000人弱、女子2000人で約1万人。日本最大のハーフマラソンになったと主催者側もアナウンスしてた。会場の荒川河川敷の最寄駅から、橋、会場へと続く人手は、元旦の明治神宮並み。ねぇ、ハーフは今きてるの?天気は雲ひとつない快晴。
 そのせいで、ぼくがジョギング程度で走り出したのは、先頭がスタートしてから約6分後。ただ、どうしても前半は集団が混み合っていてペースが遅いので、ブルーハーツの「僕の右手」を心の中で口ずさみながらコース端からじわじわ順位をあげていった。心配していた右膝裏の痛みがなかったからだ。な、なんとドラえもんの着ぐるみのコスチュームで走ってるツワモノ発見!すげぇ〜。
 前半の向い風10キロまでは予定どおり1キロ5分ペース。同じペースで15キロの給水所までやってきた。約75分で、残り6キロだから105分かと勝手に計算し、ここはスポーツドリンクを補給しておこうと立ち止まって飲んだ。
 じつは10キロ地点に給水所があって走りながら給水したら、呼吸も荒かったせいか気管支に入れてしまい、むせたことの反省からだった。止まって飲んだから落ち着いて飲めた。で、走ろうとしたら、足がまるで動かなくなってしまった。マジかよぉ〜。
 でも、慌てなかった。今までの練習でも疲れたら、ジョギングに切り替えて、しばらくするとまたスピ―ドを上げていたから。だが今日は状況が違った。もう足がカチンカチンで、いくらジョギングしてても、いっこうに加速できない。もう面白いくらい、どんどん抜かれた。ここ二週間あまり、怪我のせいで1時間走もできていなかったのが響いたのかもしれない。心を折られないというレベルの話じゃなかった。先月の好調時の1時間走でも12、3キロだから、15キロ以降は未知の世界だったし。車でいえば完全なガス欠。最後はドラえもんにも抜かれたし(^^)。
 もうゴール手前100mは、観衆も多かったのでなんとか走る格好はしたけど1時間55分台。ほぼ6キロ歩いてるみたいなジョギングで、最低目標だった2時間を切れたのは嬉しい。
 後悔はない。前半を1キロ6分台で少し余裕をもって走ってれば、後半失速しなかったかもしれない。でも15キロまでは、5分ペースで走れたことは今までの練習で地力はついていたことだから。この悔しさは明日以降のモチベ―ションには絶好だろう。初挑戦は卒がないより、不様(ぶざま)な方がいい。これは仕事じゃなくて、遊びなんだからね。
 残り5キロの対策には、やはり2時間走の練習を月2回ほど取り入れないとダメだな。足がカチンカチンになるなんて経験、要介護老人にでもならないとできないんだしさ。いいオモチャを見つけた。