「どこでもドア」で前へ 

 昨日からタラタラ書いていた原稿を、ようやく書きあげた。・・・ったく、我ながら書くの遅いなぁ。今日はこれから新幹線で盛岡方面へ。明日の早朝取材に備えての前泊の予定。
 数日前、ひょんなことから江戸時代より続く南部鉄瓶店の話を耳にした。じつはその店のHPをチェックして、先ほどぶしつけに電話をかけてみた。あるテ―マで連載企画を考えていて、その取材候補としていいかと思ったから。どうせ帰る途中、盛岡にいる知り合いに行くつもりだったし。
 すると、欧州でも高い評価を得ているという店主が直接、電話をとられた。恐縮しながら率直に趣旨を伝えると、話だけならいいですよと、あっさり快諾。ええっ?こんな簡単にと、お願いしておきながら戸惑ってるオレ。ご丁寧にお店の地図までファックスしていただいた。案ずるより倦むがやすし、だ。
 ドラえもんに負けない「どこでもドア」で前へ。「仕事に自分を合わせるのではなくて、自分に仕事を合わせる力」―西村佳哲さんの本で見つけた一文を片手に。