欧州CL決勝戦〜普段どおり戦えることの強さ 

 昨日は博多日帰り出張。取材が長引き、楽しみにしていた秀ちゃんラーメンも食べずに空港へ向かわざるをえなかった。気を取り直して、今朝は少し早起きして、サッカ―の欧州CL決勝戦をビデオ観戦。ちょっとしたトラップミスも許されない中盤の濃厚な攻防を満喫した。
 ペナルティエリア前でファウルを誘うカカの動き。オフサイドライン上の職人、インザーギのGKをあざ笑うかのような緩〜い2点目のゴール。それらが2対1でミランを優勝にみちびく直接的な要因ではあったけれど、それ以上に中盤のボ―ルの奪い合い、あるいは両サイドの攻防に、何度も溜息をつかせるほどの見応えがあった。
「結果論になりますが、普段どおりに戦ったミランと、相手に合わせてきたリバプール(中盤を一人増やす陣形をとったことを意味する)。その差が出てしまったように思いますね」
 解説者の総括はシンプルながら、深い味わいを残した。