青い紫陽花 

rosa412007-05-30

 取材を終えて最寄り駅につくと、まだ小雨がふっていた。
 傘がないので足早に家路をいそいだ。なじみの遊歩道までくると、見慣れた紫陽花の葉の間にまだ青き花弁を見つけた。そのまま通り過ごそうとして足を止め、少し引き返してデジカメで撮った。
 ぼくが厄介だと思う雨は、これから色づく紫陽花には恵みの雨でもある。そう気づいた瞬間、気忙しい心がふとゆるんだ。急ぐな、焦るな、色褪せるな。今度は一転、紫陽花にそう諭されでもしたような気持ちになる。
 自宅について遅い昼食をとり、冷えた緑茶を飲んで一息つき、リビングのガラス窓を開けて網戸にして、雨音にしばらく耳をすました。
 いきなり話は変わるが、今朝の朝刊にキンチョーの社長から、「藤原紀香さん おめでとうございます」の一面広告が出ていた。その祝辞の中で、「気のきいたお祝いの言葉を差し上げたくて頭を悩ませ『はばたけ、紀香さん。はばたくな、蚊』というフレーズはどうだろう、と役員会で提案したのですが却下されました。やはり、柄ではないのかもしれません。」というコメントが掲載されていた。・・・載っとるやんけ!と思わず突っ込んだ。