国産大豆の甘みにニンマリ〜池袋西口・大桃豆腐


 先日、池袋駅西口でオーガニック居酒屋を営む高坂さんと再会。その店名も「たまにはTSUKIでも眺めましょう」。雑談の後、彼に連れて行かれたのが大桃豆腐さん。国産大豆にこだわりつつ、リーズナブルな豆腐づくりをしているという。開店前の高坂さんのお店で、大桃さんの豆乳をいただいたのだが、これがびっくりするほどの濃くと甘み。


 そこで、大桃さんのおぼろ豆腐200円と納豆160円を買った。翌朝、奥さんと食べたのだが、あの豆乳がそのまま固まったような豆腐にまずニンマリ。つづいて納豆も大粒で、豆の濃くにビックリ。有名な川口納豆より20円ほど高めだが、大桃さんの納豆の方が断然うまい。その味に驚きがある。


 大桃さんは、高校教師を辞めて実家の豆腐屋さんを継がれたという。そして本物豆腐をめざして、原料を国産大豆に切り替え、ついには畑で自ら米や大豆を作られるようになったらしい。くわしくは、大桃豆腐さんのHPを参照してください。池袋駅西口の丸井のある交差点を右折、しばらく直進して左折すぐ。駅から徒歩10分強?HPに住所あり。大桃さんの日記もいいよ。


 その驚きの味をリーズナブルな値段で提供する。その姿勢も嬉しいし、素晴らしい。うちの豆好きの奥さんは、豆腐は300円でも売れるだろうと絶賛。めずらしいよ、ダンナにも超辛口な彼女がほめるのはさ。
 合計わずか360円で、夫婦でニンマリして幸福感に満たされる。嘘のない仕事は、雄弁でカッコイイ。ご本人も爽やかな、いい顔をしていらした。来月、茨城の田畑にご一緒させていただく予定です。