江ノ島がぁ見え〜てきたぁ 


 なぜか革靴にジャージ姿で走りながら、坂を下ると大きな海原が目の前にひろがる。朝7時すぎ、海岸ぞいに向かって左折すると、小さな島が目に飛び込んできた。
江ノ島がぁ〜、見え〜てきたぁ〜♪」 
 とっさにサザンの歌が頭の中でリフレインする。こんなに海が近いとは思わなかった。


 東海道線「逗子」駅近くにある、某研修施設の1泊取材に出かけた。朝6時半からラジオ体操、掃き掃除の後の2・5キロ走のときの話。予想外に、湘南国際マラソンの下見みたいなことになった。曇天ながら、早朝の冷たい空気を頬に感じながら海岸沿いを走るのは、じつに爽快。あいにく富士山は見えなかったけれど、江ノ島に向かって走った。


 東京マラソンは先日、落選通知が届いた。
なんとか湘南では、納得できる走りと記録を残したい。