快晴の新宿シティハーフマラソン

rosa412011-01-30


 聖地・国立競技場に入ると歓声につつまれた。赤いトラックの踏み心地はやわらか。前のランナーたちがスタンドに向かって手をふっていたので、自分もマネして余裕ありげな表情で両手をふってみた。第1コーナーから第2コーナーへ、前を走る選手たちを抜いていく。雲ひとつない青空と白いゴールゲートに向かって加速すると、スタンドの歓声が自分に向けられているかのような錯覚におちいる。


 国立競技場発着の新宿シティハーフマラソンに出走。神宮外苑から四谷三丁目、曙橋、四谷見附から靖国通り新宿高島屋を横目に見ながら明治通りから神宮外苑といったコース。2周目は、四谷4丁目からトンネルを通って、新宿駅南口前の甲州街道に出てくる部分が面白かった。普段はぜったいに走れない場所だから。


 右膝痛におびえながら前半を押さえて、残り6キロで加速したが、さいわいゴールまで痛まなかった。記録は1時間56分と凡庸だったが、最後まで余裕をもって走れたマネジメントはよかった。来月の東京もこのペース配分でいきたい。
 完走後、階段を上がる度に右膝上が痛んだが、無料体験鍼灸ブースで、ヒップエレキバンに似た円皮鍼を2箇所に貼ってもらうと、気がつくと嘘みたいに痛みが消えていた。