小さな経済を手作りする

 丹羽順子さんが企画した、「おいで」プロジェクトにささやかな寄付をした。福島の2家族(まだ増えるかもしれないが)を夏休みの間だけ、高知の一軒家に住んでもらい、思う存分遊んでもらうという趣旨。外遊びができず、家の中でもんもんとしている子供たちが多いと知った丹羽さんが、呼びかけたもの。


 たった2家族ではなく、その小ささこそがこのプロジェクトの特長でもある。できる範囲でできることをする。オール・オア・ナッシングではない等身大な思いで、動かせる分だけの現実を動かす。そこがカッコイイ。


 当初の目標の約30万円はわずか2日で集まり、8月1日現在で70万5080円を集めている。個人からの小額の寄付を集めて、クリエイティブなアイデアを実現させる。
「CAMP FIRE」のマイクロ・パトロン・プラットホームという試み。他にもいろんなプロジェクトが進行中。

スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫)

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