発酵文化応援団(亀戸)

 16日に日比谷公園で行われた「土と平和の祭典」で、NPO「トージバ」代表の渡邉尚さんと久しぶりに再会。いきなり都内から宮崎へ移住した話をしっかりと聴くために、この日、引越し準備を進める彼を、亀戸に訪ねた。

 
 で、彼に連れていってもらったのが、発酵文化応援団という日本酒のラインナップが充実しているお店。その店名どおり、食指をくすぐる発酵食メニューが目を引く。あの寺田本家の寺田啓佐さんとも親しいらしく、寺田本家のお酒も充実。玄米をほとんど削らすに醸造された自然酒「香取80」を初めていただいたが、もろみの風合いが残り、いかにも身体によさそうな味わいが気に入った。


 ニシンの三五八漬けも初めて食べた。なんとも不思議な甘みと奥行きのある濃くに、自然と口元がほころぶ。一風変わっているけど、なぜだか、もっとくわしく知りたくなる女の子、といった一品。塩三・米麹五・米八の割合で漬けた物を三五八漬けというらしく、ネット検索すると魚だけでなく、野菜なども漬けられるという。

 対放射能というわけでもないが、免疫力向上に向けて、野菜のぬか漬けを突然思い立って始めたばかり。三五八漬けとの出会いは、神様のお導きか。