谷川俊太郎VS毛利衛〜ことばが現実に蓋をする

 今度、お台場の日本科学未来館「世界のおわりのものがたり」展に行こうと思って、同HPを見ていたら、同館のプラネタリウムの制作にかかわった谷川さんと毛利さんの対談がアップされていた。

 言葉が物事を規定することで隠してしまう「現実」をふまえ、それを言葉で超えて行くことを夢見る詩人に、宇宙から帰還後のインタビューに答えながら、自分が話している言葉への疑問が次第にふくらんでいった、と応じる毛利さんが面白い。