2008-07-25から1日間の記事一覧

大澤真幸『不可能性の時代』(2)〜他者性を抜き取った他者

ひつこくて、すまん。だが、どうしても書いておきたい。 この本で、大澤さんの「オタク」についての言及部分。 他者の他者たる所以は、差異性にこそある。他者についての経験は、何であれ、差異をめぐる経験である。そうであるとすれば、オタクが欲求してい…