2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ここ数日暑いし、夜も寝苦しい。そこでぼくは畳部屋で、窓を開けて網戸にして寝ている。冷房はできるだけ使わず、もっぱら氷をいれた水枕で頭を冷やすとひんやりして気持ちよく、けっこう眠れる。 ただ、ベランダ側の畳部屋に寝るということは、カーテンがな…
炎天下、品川プリンスに隣接してできたアクアスタジオに行った。もう夏休みモードで親子づれで大混雑!大阪の海遊館などにくらべると展示規模は小さいが、ペンギンの水陸両方の動きが見られるし、マンボウや角のあるエイもイイ味出してた。品川水族館みたい…
正直いって、なめていた。午前中、昨日今日と近所のジムで走り始めた。今までプールしか利用していなかったのに、この夏は走ろうと3日前に決意したから。昨日は15分ほど、ランニング・マシーンを使って軽く走ったつもりが、汗はダラダラ滴るし、終わって…
オン・アンド・オンアーティスト: ジャック・ジョンソン出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2003/06/19メディア: CD クリック: 6回この商品を含むブログ (28件) を見る 仕事がひと区切りついたので、散歩にでかけた。午後6時半頃、西…
(株)グッドバンカーの筑紫みずえ社長から、メールで「ワールド・サスティナブル・レポート」を送っていただいた。「サスティナブル」とは、将来の環境や次世代の利益をそこなわない範囲で社会発展をすすめようという理念のこと。グッドバンカー社は、サス…
日経webに「NETアイ プロの視点」というコンテンツがある。日経の編集委員が担当しているのだが、たまにユニークな視点を提供してくれる。 本日25日付けの清水氏の「小泉純一郎の『見果てぬ夢』郵政最終戦争」は面白かった。「最終戦争」とか「民族浄化」…
日本建築史の専門家による「内部空間の演出法」がテーマ。平安時代の寝殿造りから江戸時代の書院造りの建築様式の変容がとりあげられた。これがすっごい微細な差別化で、最初は感心してたんだけど、後半はもう聞き飽きてウンザリさせられた。やっぱり島国文…
『希望のニート』の韓国語版出版のオファーが、出版社にとどいた。海峡をこえて、ぼくの書いた文章が読まれるなんてステキなことだ。しかもハングルで。 著者の二神さんも韓国太田市(テジョンシ)生まれだし(日本統治下)、太田市はぼくが韓国留学中、何度…
「負けた」教の信者たち - ニート・ひきこもり社会論 (中公新書ラクレ)作者: 斎藤環出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/04/10メディア: 新書購入: 10人 クリック: 253回この商品を含むブログ (92件) を見る まだ読み始めたばかりなのだけれど、へぇ…
最近、国内メディアの報道を鵜呑みにしないように、少しずつだけれどアメリカやイギリスのニュースサイトを見るようにしている。っていうか、ニート問題ひとつにしても、記者の勉強不足はかなりひどい場合がある。その過程で見つけたのがPOP辞書.com。 同サ…
セックスボランティア作者: 河合香織出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/07/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 262回この商品を含むブログ (130件) を見る ある編集者が送ってきてくれた同書を読んだ。おそっ!昨年来、話題となっていたのは知ってい…
「効率重視の働き方や、無理を重ねがちな子育てのあり方から少し離れ、肩の力を抜こう。そんな誰もが『いい加減』に生きていける社会づくりをめざす提言でもある」(苅谷剛彦・東京大教授)書評はそう結ばれていた。ある意味、今回の本作りのゴールだと思う…
ディナーラッシュ ~スペシャル・エディション~ [DVD]出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2004/07/10メディア: DVD購入: 1人 クリック: 174回この商品を含むブログ (52件) を見る よく考えれば、おしゃれなレストランほどいかがわしい場所はな…
今みたいな時代に、純愛をテーマにどんな映画や小説が描けるのか。その問いかけに、1997年製作の『シーズ・ソー・ラヴリー【字幕版】 [VHS]』は、ひとつの秀逸な回答を見せている。 チンピラ・カップルの無軌道なラブ・ストーリー、しかも男(ショーン・…
今日から新たな単行本取材開始。『希望のニート 現場からのメッセージ』の著者、二神能基氏が代表をつとめるNPO団体「ニュースタート事務局」で、ニートや引きこもりの若者たちを訪ねて、交流し、家から引き出す役割を担うスタッフたちの軌跡を描くノンフ…
8月6日(土)トーク&ディナー『サタカフェ』最終回 ゲスト 篠原欣子さん(株)テンプスタッフ代表取締役社長のご紹介 愛くるしくて、飾り気がなくて、強い人 20代のころ、ぼくはカッコイイ大人になりたかった。でも実際に41歳という年齢になると、何…
逃げない人を、人は助ける作者: 芦崎治出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2003/12/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見る
都会の中の孤独、という言い方がある。たしかに東京で生活していると、ふいにそんなような気分になるときはある。 だが地平線も見えなければ、ビルや家に囲まれていて、見ず知らず人たちとはいえ近くを人々が右往左往していて、自分の部屋に一人でいてもテレ…
川エビで腹いっぱいになったぼくらは、インカ帝国の名残りをとどめるタンボ・コロラド遺跡をへて、夕方前、今夜の宿泊地パラカスへたどりついた。ホテル・パラカスは海に面した、南国風の洒落たホテルだった。 幅1m超の太い幹のブーゲンビリアがからみつき…
かなり間延びしてしまったが、今日からまとめてペルー旅話の仕上げにかかりたい。ちなみに旅(1id:rosa41:20050625)と旅(2id:rosa41:20050701)を読んでなくて、興味がある方は(id:〜)部分をクリックしてほしい。 カニエテの慈恩寺を発ち、男三人ぶらり…
田中さんの「ロンドンテロ:国際協調派のための911」という着想にはうならされた。真偽のほどはわからない。ただ、金太郎飴みたいに、無差別テロ批判と「アルカイダ」犯人説しか報道しない、横並びマスメディアの凡庸さとくらべると、はるかに読み応えの…
事件がおきたとき、まず心配したのはテレビ朝日に勤める同じ歳の友人のことだ。彼とは偶然、同じマンションに住むことにもなった。彼がロンドン支局駐在になったのが二年前、奥さんと二人の子どもさんもロンドンでともに暮らしている。毎年、現地からは家族…
ぼくが出席した友だちの結婚式で、女優さんが参席していたのは後にも先にも、この稲田のときしかない。それは元関根恵子、高橋恵子さん。映画監督、高橋判明氏夫人だ。事前に知らされていなかっただけに、かなり驚いた。 で、この稲田という男は、京都生まれ…
三岸さんの絵は風景と花をモチーフにしたものが多いが、やはり赤い花を描いたものがもっとも鮮烈だ。数年前、三岸さんの画文集をぼくは買っている。花こそわが命―三岸節子自選画文集。その中でも、ポインセチアか、あるいはゼラニウムか、そのディテールを潰…
今回は、はっきりいって自慢話です。鼻につくという人は無視してください。でも、嬉しいから書いてしまいます。 仕事の合い間に、遊び半分に「ヤフー」に「荒川龍」と入力して検索してみた。あれこれヒットしたものを見ていくと、左アンテナにある茂木健一郎…
自分たちが作った本が、マスメディアの人の目に留まり、これは多くの人たちに知らしめるべき一冊だと思ってもらえる。こんな光栄なことはない。 7月3日日曜版の東京新聞書評欄で、『希望のニート』が大きく取り上げられた(写真左ページ)。評者は労働研究…
ここでも何回かご紹介している筑紫みずえさん(株)グッドバンカー社長をゲストにお招きして、第2回目の『サタカフェ』を無事終えた。日本初のエコファンド、世界初のファミリーフレンドリーファンドの生みの親だ。 『サタカフェ』とは、トーク&ディナー&…
お賽銭を投げ入れ、お線香を一本立ててから、紫色の垂れ幕が左右シンメトリックに下がる仏壇にむかって、ぼくは静かに手を合わせた。カニエテという町にある慈恩寺でのことだ。 パラカスへ向う旅の途中、この小さなお寺に立ち寄ったのには理由がある。同行の…