2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ずいぶん古い話で恐縮だが、まだ「SPA!」で働いていた頃、CD「フルーツ」発売時に、企画を会議で通して出かけた東京・都ホテル。佐野さんがメディア対応するときの定番ホテルらしかった。 彼の好物だというハニーデュメロンを新宿伊勢丹で買い、できれ…
海外で数々の映画賞を受賞し、日本でも昨年公開された、米国NY在住、反骨の日本人路上画家ミリキタニのドキュメンタリー映画「the cat of the Mirikitani」。そのミリキタニを、友人の佐藤さんが撮影した写真展が、渋谷宮益坂下のカフェで行われています。…
約4年前、東洋経済新報社から出版された上記書が、新潮文庫から4月に再刊されます。自分が制作にかかわった本が、文庫化されることはもちろん、それが中学生時代から自分が読み親しんできた文庫だということが、素直にうれしい。 新刊本で増刷されるのが約…
昔、北海道の美唄に、一人の樹木医をたずねた。 仕事ではなく、テレビでその存在を知り、その人の話をどうしても、じかに聞きたくなったからだ。彼は快く受け入れてくれて、その診療に同行させてもらった。ちょうど5月の連休のころだった。 彼とめぐった、…
寺澤有くんが、自ら出版した話題作。映画『ポチの告白』を見た、警察関係者などを取材してまとめることで、警察とマスコミの腐敗ぶりを突きつけてくる。現役警察官やそのOB(しかも全員実名)の発言だけに、その説得力は有無をいわせない。内部告発者が、…
生まれて初めて見た、内川のレフトゴロアウトのス―パ―プレイに痺れた!解説者がギャンブルプレーと語っていたが、内川の気迫がテレビ画面いっぱいに充満した。あの後、クローズアップされた内川の形相は、まさに鬼気迫ってたし。 もうひとつは、10回表の決…
「・・・あと20年は走りたいと思ってます」 あるランナー友達にメールを書きながら、自分で書いた一節にびっくりした。 人生を逆算している自分を発見したせいだ。書いた瞬間は、それぐらい好きになっているという表現のつもりだった。ところが、いざ書い…
仏教でいう「無常」観を体得するため、釈尊(ブッダ)は、死体を直視することを教えたという。修行者は、死体置き場で死体をまざまざと見て、林の中で瞑想によって、その死体が腐乱していく経緯を思い浮かべる。それによって無常な身体への執着を離れるとき…
審判のストライクアウトの判定に、打席で切れた城島が、バットを打席に捨ておいて背中を向けた。審判が彼の背中ごしに退場を命じる。 7回表のあの瞬間、すでに勝敗は決していた。 その一打席で三振したことと、チームが正捕手を失うことの痛出と、それが明…
チーム練習後に一人居残り、コーチ相手に基本練習をくり返す。 コーチが立っている場所に、長身長髪の男は、黙々と、かつ正確にロングボールを蹴っている。ごく単純な練習で、日本代表チームのキャプテンである中澤には、一見不似合いなのだけれど、彼の軌跡…
目がさめたら、まさに放送開始の午前4時45分。目覚ましは6時にセットしていたのに。 これは神様が観ろといってるんだなと、布団の中でぼんやりテレビ観戦。敵失もふくめて先制、追加点と理想的な展開。ここから目がさえてきたので、お味噌汁つくりへ。昆…
3月10日付け産経新聞文化欄に、本橋監督の映画「バオバブの記憶」が紹介されました。「巨木が語る人間の姿」という見出しで、ページの4分の1ほどでの分量が割かれている。 「いつの間にか科学が進み、物質文化となった。 人間だけが地球の時間を超えて…
本橋成一監督の映画『バオバブの記憶』の公開が、都内2ヶ所で今週末から始まります。○ポレポレ東中野 3月14日(土)〜 12:30/14:40/16:50/19:00 http://www.mmjp.or.jp/pole2/○シアター・イメージフォーラム(渋谷) 3月14日(土)〜 11:00/13:30/16:00/18:…
寒椿 つめたき土に 落ち映えて
友人の藤代裕さんが、西荻窪の「ギャラリーみづのそら」で出品中。「SPRING BIRD」展は、多ジャンルの作家さんらが参加しているようです。藤代さんのHPはこちら。ご興味がおありの方は、21日までに是非どうぞ。
友人2人と、ひさしぶりに中目黒のベルギーフレンチ「ambiance」へ。 前菜で目を引いたのが、フォアグラの揚げ物。チョコレートソースを少し添えて揚げてあるところがミソで、この意外な相性の良さは心地いい発見。それをカナッペに載せてある。あとは、天使…
毎朝4時45分に起きていると聞いて、驚いた。 およそ1年ぶりで再会して、夕食を共にした友人の話。彼のところは共働きで、保育園に息子さんを送るのが彼、出迎えが奥さんと分担しているためらしい。 そのくせ、週末の1日は、かなりハードに泳いでもいる…
毎年、バレンタインデーにチョコレートを贈っていただいている方とランチ。新聞には出ない金融業界事情をうかがいたくて、お願いした。少し早いホワイトデーで、和久傳のれんこん菓子「西湖」を持参。 パリの大学に留学経験があり、今もパリと東京を行き来し…
当日、お邪魔して四方山話を聴かせていただいた、ある企業の70代の方から、その夜、メールをいただいた。 昔、「会社生活は45歳までは一列横隊。45歳を過ぎると差が出るし、つけられる。その差も45歳までに何をやったかによる」ということを感じ、ま…
『オペラ座の怪人』以来、ひさびさにグッときた。 映画館を出たとき、大好きな人の手がにぎりた くなる作品です。 『ベンジャミン・バトン』公式サイト(クリックすると音声が流れます)