2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ぼくの仕事場には新聞記事が何枚か貼られている。 ちょうどぼくの目の前にあるのは東京新聞11月7日(土)付け29面、秋葉原無差別殺傷事件の犯人が、被害者家族に送った手紙の全文がのった記事。それを読むと、あの犯行直前まで犯人がネットに投稿してい…
今朝、できたばかりの文庫本がとどいた。単行本とはガラッと違う、クールな装丁。黒と金地の腰巻が装丁全体をキリッと引きしめていて、なおかつタイトルの赤字とのコントラストもきれい。左隅のアウトロー文庫のロゴとの色合いのコラボも、きめ細かい。 ドラ…
まさに今年、いろんなことが急激に変わりましたよね。若い人はすでに出来上がっていた日常を壊していく。車も酒も要らない。貧しくても良いと考える。社会から生活を見るのではなく、生活から社会を見下ろす視点です。 あるニュースレターで目がとまった佐藤…
がんの正体は半分自分で、半分エイリアン(外敵)。 膀胱がん手術を経験した立花さんが、がんの最前線を取材した末の結論が興味深い。ちょっと、福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』を想起させる。 人類が多細胞生物へと進化した過程そのものが、がんの…
この三連休は、結局、原稿書きで使い切ってしまった。そこで晴天の今日、奥さんへの勤労感謝で、新宿通りの四谷駅近くに新たに開店したサルバトーレでピッツア・ランチ。カプリチョーサとマルゲリータを注文。中目黒のより、気持ち生地が薄い気がしたのだけ…
わずか5分強の歌を聴いただけで、もうビフテキ3枚ぐらい平らげたような満腹感だった。 ちあきさんの「朝日のあたる家」の映像を、画像が少し悪いがまず観てほしい。 これだけでもじゅうぶんに凄まじいのだけれど、今夜放送されたバージョンは、ニューオリ…
20日付け東京新聞2面に、右の広告が掲載されました。パチパチパチ!日経などではすでに掲載されたようです。無事、7刷りも決まりました。 「単なるトップセールスではなく、人として誇れる自分になれるように生きていきたいと思います。その事に気づかせ…
いやぁ〜、自分で思っている以上に老けてるし、頭が薄くなってましたよ。そういうと、Fさんは小さな眼をさらに線のように細めてフォッフォッフォッと笑った。全国放送の翌日、それが自らのテレビ映りについての感想だ。なんともわかりやす過ぎる照れかくし。…
健康でいることに越したことはない。 だが、自分ではなかなかコントロールしづらい部分もあるしなぁ〜。 そう思っている方は、本日午後10時からの「仕事の流儀」をご覧ください(ストリーミング映像付き)。健康に対する考え方や、人によっては人生観まで…
一方、うちの奥さんが気に入ったのは『伝わりますか』。こちらはもっと哀切な歌。サビの最後の部分をあえて抑える旋律が効果的。チャゲ&飛鳥の飛鳥が、ちあきさんのために作った曲らしい。同じ赤でも、サルビアのようにドロッとした少し怖い紅色か。
夕食後、何気なくテレビのチャンネルを替えていたら、ちあきなおみが歌っていた。ぐいぐい惹きつけられて押し黙り、ぼくは耳をそばだてていた。演歌、ブルース、ファド、シャンソンなど、どんなジャンルを歌ってもちあきなおみの世界。それは歌謡曲のすごか…
本との縁(えにし)は恋愛のようだ。 少し前から内田百輭が気になっていた。あの飄々とした文体が、だ。東京駅周辺で打ち合わせがあり、その後、丸の内側のオアゾに立ち寄った。ちくま文庫の内田百輭をどれか買うつもりだった。 パラパラとめくると、いずれ…
高尾山の18キロトレイルで、荷物を預けるために列に並んでいるとき、ふと後ろを振り向くと、ランニングシャツに雨用のビニールカッパを着た50歳前後の男性がいた。 ぼくがうっかり忘れてきたせいもあって、思わず、準備万端ですねぇと話しかけた。少し雑…
私も去年、ホノルルマラソンに出たんですよ。 ふいに運転手さんがそう切り出した。先月、広島取材でたまたま乗ったタクシーでのこと。これには前段があって、私たちが東京からやってきたことを知ると、運転手さんは東京マラソンの話題を切り出した。そこで私…
ムッとくる 枯葉香マスク 秋のラン
[ケータイメモ] こぞって秋めく近頃なのに ベランダのゼラニウムの橙 (だいだい)は 春や夏と同じように独り赤めく
ひとっ走りした後 遊歩道の白熱灯を見てふと気づく 今日の満月は宇宙が照らしてる