2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「芝蘭」神楽坂店のマーボー豆腐と水餃子

舌の表や裏側が山椒にコーティングされてしまい、いくら水を飲んでもとれない。 額や鼻の頭、下まぶたや首の裏側から汗が噴き出し、流れ落ちていく。食事というより、スポーツしているような疲労感だ。 「芝蘭」神楽坂店にランチに出かけた。一方、汁あり坦…

木村充揮の『君といつまでも』

「ふたりを ゆ うやみが つつむ こ の まどべに」 言葉を切る。といっても、ただブツ切りにするのではない。 言葉と言葉の挟間には、ある余韻がただよい、たしかに連なっている。それは「溜(た)め」とか、「間合い」ともよばれるものだろう。文章でいえば…

「祝(ほうり)の島」完成披露試写会(4月26日19時開演・なかのZERO小ホール 6月から東京・ポレポレ東中野でロードショー公開予定)

山口県上関町祝島。瀬戸内にうかぶこの島の対岸3・5キロに、原子力発電所の建設計画が持ち上がった。1982年のことだ。 「海は私たちのいのち」と話す島民たちは、「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」と、それ以降28年間…

かがやくライラック

ベランダのライラックの花びらが、ピンクに染まりはじめた。朝食後、春めいた日差しに映えるその枝先を二本切って、ダイニングテーブルと壁掛けの一輪ざしに活ける。おのずと心が弾んで、デジカメでもパチリ。今度はむしょうに散歩がしたくなる。

NHK・坂本龍一「スコラ 音楽の学校」

通奏低音という視点に心惹かれた。 坂本龍一が司会をつとめる、「スコラ 音楽の学校」第3回のテーマが、バッハの通奏低音だった。ウィキペディアによると、バロック音楽において行われる演奏形態の一つ。低音部の旋律とともに即興的な和音を付け加えて伴奏…

かすみがうらマラソン 

Run

最低記録更新。はじめて走った東京マラソンより12分も遅かった。 今回は30キロの練習後、プールで軽く泳いで汗をかき、それから水中ウォーキングをして太ももやお尻の筋肉の張りをとること。友人からのアドバイスで、練習後はお湯をこまめに摂って、汗を…

故・井上ひさし氏の座右の銘(❤東京新聞4月12日夕刊)

むずかしいことをやさしく、 やさしいことをふかく、 ふかいことをゆかいに、 ゆかいなことをまじめに書く(作家・阿刀田高氏の追悼記事より引用抜粋)

小田嶋隆さんの「ipad」への視点(日経ビジネスオンライン)

web

コンピュータとのかかわりは必要最低限に抑えたい、近ごろ、そう気をつけている。ネットの情報はタダかもしれないけれど、それを見るためについやす時間はタダじゃない。ネットサーフィンに1時間を割くなら、その半分は本を読んだり、ボーッとする時間にあ…

第一回 雑草をもくもくとひっこ抜く

じぶんが載る前の体重計が、すでに2、3キロの目盛りをさしていて、調整ねじを回してゼロにもどしたことが何度かある。自分ではまるで気づかなかったズレにハッとしたあの感じを、ふいに思い出した。 グリリリッ、ガリリリッと蛙の声。トクトクトクトクと田…