2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

クラシタという肉牛の肩あたりの部位は、なんだか肉の中トロめいた脂肪の入り具合で、ちょっと驚いた。ハラミのボリューム感とくらべると、より繊細で上品な味わいがある。稲刈り後に出かけた、千葉県旭市の焼肉店「今久」の裏メニューのひとつ。裏だけに一…

開墾デイズ(稲刈り&おだ掛け)

ひょろっと長い緑色の茎と、黄金色の実。稲一本はおどろくほど頼りなげで、よくもまあ雨風にも負けず、頭を垂れるほどの実をつけたものだと、あらためて思う。しかも、一年前はただの野ッ原だった場所だ。そこに去年とは違う驚きと喜びがある。今年は雑草が…

丹羽順子著『小さいことは美しい シンプルな暮し実践法』(扶桑社)

ぼくにとってのこの本の肝は、以下の部分にある。 何が楽しいか、大げさに言えば、それは「自分たちの生き方を、自分たちで決める」というやりがいです。結局、今の問題は衣食住に関わるすべてのことをほかの場所に「丸投げ」してしまっていることだと思いま…

原発事故と水俣病

8日付けの東京新聞朝刊の「こちら特報部」面。水俣病の発見と治療に尽力した原田正純医師へのインタビュー記事が掲載されている。 原発事故も水俣病も根幹には、「豊かな暮しを支える技術革新のプラス部分だけを求め、マイナスを社会的弱者に押しつける」と…

40歳以上の日本人男性はいらない

日経ビジネスオンラインで、こんな表題の記事を見つけた。大型SCを展開する企業の人事担当者の率直な話をもとにまとめられている。ああ、やっぱり、そっちだよなぁと思う。近頃の円高と、高齢化と少子化の同時進行、そして構造的な不景気を考えたら、大企業…

丹羽順子著『小さいことは美しい シンプルな暮し実践法』(扶桑社)

「小さいことは美しい」 シンプルな暮らし実践法作者: 丹羽順子出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2011/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 丹羽さんから初めての著書を送っていただいた。一筆箋で簡潔だけれど、誠実な人柄が薫る御礼が…