「情報デザインって何だろう?」(at東京ミッドタウン <シンク・ジ・アースプロジェクト>)


 たとえば、十数匹の犬をどうデザインするのか。
 その際、「LATCH」という方法があるという。それぞれ頭文字をつなげた略称で、「L」はロケーション(位置)、「A」はアルファベット、「T」はタイム(時間)、「C]はカテゴリー(分野)、「H]はヒエラルキー(階層)。


 犬を「ロケーション」(原産国)で分けたり、その品種が認定された「タイム」(年)、「ヒエラルキー」(品種の重さ)で分けられるといった調子。リチャード・ソーム・ワーマンという方の定義。
 今日のセミナ―講師、デザイン誌「AXIS」のアートディレクター宮崎光弘さんの話で、もっとも印象的だった部分だ。「think the earth」のHPはこちら


 文章を書くことも、情報をデザインすること。書き方は無数にあることを自覚して、もっと遊びたい。
 また、同じくワーマンの言葉で「毎週発行しているNYタイムズは、17世紀の平均的な英国人が触れる10倍の情報がふくまれている」にはゲンナリさせられた。まだインターネットが生まれる前の話だから。


 そろそろ、意識的にメディア情報にふれる機会を削ったほうがいいな。その分、沈黙や、ボーッとしたり散歩する時間を増やしたい。