新潟中越地震の被災者がもっとも必要としているもの

 左アンテナの田口ランディさんのblogに、28日付けで小千谷市在住の人からのメールが転載されている。彼女の友人に送られてきたメールの転載らしい。今、現地でもっとも必要とされている救援物質についての部分を抜粋転載させていただきます。みなさんのHPやblogにも転載したり、当該企業にメールや電話をする方法もあります。

現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。「赤ちゃん用おの紙おむつ」は足りています。あとは、トイレが使えなかったり、下着をかえられなかったりするので「パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入りません。P&G花王ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので、「貼るカイロ」が必要です。

(中略)

 現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてください。あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。皆さんの声が企業を。行政を動かします。

(中略)

 小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。ありがとうございます。しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、以下の点に注意して送っていただけると大変助かります。段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」など、中身を大きく書いてもらえると助かります。くつした1足、下着1枚でもうれしいのですが、できれば、ご近所の方と声かけしあって、ある程度まとまった数があると、とても助かります。
 送り先の住所はこちらです。

〒947-8501 新潟県小千谷市城内2-7-5 小千谷市役所

 また、このメールで省略した部分には、一人の被災者から見たマスコミや政治家の姿が書かれています。これはテレビや新聞社では絶対に報道されません。興味がある人は、下記をクリックして、ランディさんのblogに28日付けで転載された「小千谷市の被災状況」というタイトルのメール全文を読んでください。
 ぼくも、もし自分が取材であの場所にいたらと考えると、同じように振るまっていたかもしれません。自戒をこめて、そう思います。

田口ランディのアメーバ的日常