夏の瓜とハタハタ〜手作りの涼

rosa412008-07-30



 ちょっとした食卓のマイブーム。少し枯れた器の緑とも呼応して、黄緑色の瓜がつややかできれい。パリパリした食感も、朝からうれしい。真夏日がつづく食卓にささやかな涼を呼ぶ一品。


 食事の最後に、口内をさっぱりと洗うように、瓜の漬物でお茶漬けをさらさらとかきこむ幸せ。瓜を塩ずりしてしばらく置き、水洗いしてから、少し薄めの浅漬けの素でつける。好みで昆布一片か、唐辛子一片をいれてもいい。


 もうひとつは、「はたはた」という小さな魚の干し物。近所のス―パ―で見つけ、試しに買ってみたのだけれど、頭からバリバリ食べられて旨い。肉質はシシャモとカレイを足して二で割ったような感じ。


 きまぐれに、かぼすなどのかんきつ類をしぼってみてもいい。秋田ではお正月に発酵させた「はたはた寿司」を食べるらしい。にわかに興味津々。ささやかな幸福ならぬ、口福をみつけて夏を乗り切る。手作りの涼。