[book}見城徹・藤田晋著『憂鬱でなければ、仕事じゃない』(講談社)

ジャズと同様、仕事でも大事なものはスイングだと僕は思う。
仕事とは”正”であり、憂鬱とは”負”である。その両極をスイングすることで、はじめて結果が出る。まさにスイングしなければ、意味がないのだ。

 ちょっとした偶然から読むことになったこの本のあとがきにある、見城さんのこの言葉に今めぐり合えて、心底よかったと思う。頭でわかることと、それが実際にできることには雲泥の差がある。けれど、出合わなければ、きちんと葛藤するという発想さえ浮かばない。

憂鬱でなければ、仕事じゃない

憂鬱でなければ、仕事じゃない