自分の顔に責任を持とう

rosa412004-10-20

 ある打ち合わせを終えて、同じライター稼業のA君と雑談。
「ぼく、原稿書いているときに辛いと思ったことが一度もないんですよ。そういう意味ではそういう仕事につけたことを、すごく幸せに思っています。最近まで、物書きを生業にしている人は、みんなそうだと思っていたら、どうもそうでもないらしくて・・・」
 ドキッとした。ぼくもこうしてブログ書いているときは楽しいが、仕事用となると、時折辛いことがあるので(^^;)。もう一度、自分の好きだという気持ちを握り直そう。

 彼は有名作家などに取材で会う機会も多いらしいが、有名になった人、売れた人はとても可哀相に見えるらしい。周りが調子のいいイエスマンばかりになり、いたずらに「先生」扱いをして、本人をどんどん勘違いさせていくからと彼は言う。
「アイドルやタレントも、まだ14、15歳で、あれだけ周りの大人からチヤホヤされたら、それは傲慢や尊大にもなりますよ」と。
 
 A君とは昨年のある忘年会以来の再会だった。なんどか顔つきが一層きっぱりとした印象が強く、自信というか、強い自己肯定感をおぼえたのだけれど、冒頭の話を聞いて納得した。やっぱ、人間の顔は雄弁だ。自宅に戻り、洗面所で自分の顔を見るのが怖かった(^^;)