何気ない一日の幸せ

rosa412006-06-01

 午前中から自宅でセコセコと原稿校正作業。気分転換に洗濯物をたたんだり、食器を洗ったりしながら。夕方から新雑誌の打ち合わせ。すでに取材は済んでいるので、見出しのアイデア出しなどを4人でワイワイ言いながらやる。気の効いた見出し案が出るたびに、妙に空気が盛り上がった。
 こういう感じは久しぶりだなぁ。
SPA!」の頃はこういう感じで作っていて、自分たちと同年代のサラリ―マン読者に楽しく読んでもらっていた。雑誌というのは不思議なもので、打ち合わせが盛り上がった企画は読者の反応もいい。以心伝心だ。新雑誌の巻頭特集だが、これもきっと上手くいく。
 だって、取材した人間が何度も「へぇー」とつぶやき、「なるほどね」「深いね」とうなった話だから。今日決めた見出しやレイアウトにも意外性があるし、同年代のビジネスマンにも読み応えがある特集にきっとなる。それから、築地「寿司清」新館へ。
 出張で上京してきた高校時代の友人Nと旧交を温める。アジ、ホタテ、石垣貝などが新鮮で美味かった。家族連れで食べ盛りの男の子二人だと、いつも回転寿司派というNも気に入ってくれてよかった。二人で8000円也。役所勤めで、中学と小学校の子ども二人をもつ友人の話は、どちらも未経験ゾーンなので新鮮だった。最後は握手をして別れる。お互い、流されながら、でも流されまいとあくせくしていこう。