男子、いざ厨房へ(2)〜カボチャのパッと煮で、あなたもデキルおやじ仲間?! 

rosa412007-10-06

 プチ”独身”生活のリズムがだいぶ出てきた。
 朝の体操も、以前どおりスムーズにできる。洗濯機を稼動しつつ、朝食をとり、食後に洗濯物を干し終えると、食後は軽く散歩に出て、帰りにス―パ―で買物して戻る。う〜ん、我ながらナイスな主夫生活ぶり。奥さんがいると、どうしても頼ってしまい、食後の食器洗いの肩代わりをするぐらい。こうして自分でやってみると、けっこう時間がとられる。いずれも普段は見えていない時間と労力。いままでの自分の生活がずいぶん偏っていたことも、理屈ぬきに体感できる。
 ということで、カボチャのパッと煮である。
 最初、奥さんが作ってくれたときは、これ圧力鍋使ったの?と訊いてしまった、それほど柔らかかったから。だが違った。落し蓋(ぶた)と上ぶたを二重にはするけどね、という答え。しかも、強火で8分煮たら、30分蓋をしたまま放置すれば出来上がりだという。ええ〜っ!、煮物は弱火でコトコトじゃないのぉ?
 どうやら、小林カツ代さん式料理法らしい。種をとったカボチャ(4分の1個)を乱切り。その皮をサッカ―ボ―ル風に適当に削り、火の通りをよくしておく、ひと手間がミソ。片手鍋に水200cc、みりん大さじ1、砂糖大さじ1(甘さは好みで、みりんか砂糖を増減)、しょう油大さじ1・5を入れて煮立て、そこにカボチャを皮側を下にして並べて、強火で8分煮てから火を止め、放置プレイ30分で完成。なので、勝手に「パッと煮」と命名した。じつに簡単で、あっさりした甘みがあるから、マヨネーズも不要。
 カボチャの煮物が2、3切れがあるだけで、朝食にグンと奥行きがでる。近頃のわが家は、奥さんのおかげでこういうサイドメニューも充実している。それに余熱で調理するってぇのが、ちょっとデキルおやじ風で気分いいぜ。