汗かき対暑法
「最近の人は、頭ばっかり疲れてて、そのくせ身体をまるで動かさない。そのアンバランスさが、ストレスを一層助長しているように思いますね」
マラソン後に行くマッサージの先生の言葉が、頭の隅にこびりついている。
近頃、原稿を書いていると脳が腫れてくる感じがあって、マッサージ機に横になると、そのまま居眠りしてしまう。だから、原稿書きの合間に、家の中のウロウロ歩き回るようにしている。
その延長線上で、最近重宝しているのが、夜の30分ジョギング。夜とはいえ、熱帯夜つづきの近頃だから、30分も走ると、ドライ加工のシャツもぐっしょり濡れる。このクソ暑いのに、よく走るよなと思ってる人もきっと多いだろう。
帰宅後、少し温めのお風呂に半身浴10分。風呂上りに、足裏マッサージ機で、足裏とふくらはぎをほぐすと、睡魔に襲われる。多少、網戸から風が入る日は、水枕に氷を入れて、文庫本でもめくっていると、再び睡魔に包まれる。風もなく蒸す夜なら、クーラーの除湿モードを起動し、1時間タイマーにセット。これで約6時間ぐっすり眠れる。目覚めもすっきり、食欲も万全。
ただし、まめに走っても1日おきだから、後は寝酒ちびちびやって寝てるけどね。別に走らなくても、運動から遠ざかっている人は、まずウォーキング30分でも汗はかける。興味があれば、一度お試しください。