かれいの煮付けと牛蒡(ごぼう)の旨味(うまみ)


 夕方買い物にでかけて、脂の乗っていそうなヒラメの切り身を買い、広島で買ってきたカキ醤油などで、いそいそと煮汁をつくる。煮魚に欠かせないのが牛蒡。これが事前に7、8分煮ておいて途中から一緒に煮ると、魚に勝るとも劣らぬ旨味を発揮する。


 炊き立てのご飯に煮魚と牛蒡。しかも、今夜はいただきもののマグロの刺身。これもカキ醤油との相性良し、新鮮で甘かった。どちらもご飯にのせていただく。ああ〜っ、日本人に生まれてよかったと思う瞬間。しかも簡単にできて、なおかつ料理上手な錯覚を満喫できる点もグッド!


 このカキ醤油(アサムラサキ社製)は独特の濃くがあって、ただの卵焼きにかけるだけでもグーンと美味しくなる。広島取材の際、広島駅地下のスーパーで、みっちゃんのお好み焼きソースなどとともに買ってきて得意がっていたら、うちの近所のスーパーでも売っていて膝カックンとなった逸品。