劇的なるサッカー

 なかなか見れない試合だった。
 優勝を目指すチームと、引き分けで残留をめざすチームの戦い。ハーフラインの自陣側で終始引いて守るチーム。そこをなかなかこじ開けられないマンチェスターシティ。相手チームのキャプテンが一発レッドカードで不穏な空気も流れ、にもかかわらず一人少ない相手チームが2対1と勝ち越し。
 90分過ぎ、もうダメだなと思った残りわずかロスタイム5分弱に2点を入れて、マンチェスターシティが44年ぶりの優勝を決めた。最後はアグエロ
 試合後、チーム全員が12番をつけて、12番目の選手であるサポーターを讃えるというセレモニー、子供を胸に抱いてインタビューをうける選手たち。サッカーの文化の熟成を感じさせてうらやましい。