石丸製麺の『讃岐うどん・半生』〜3人前320円の至福

rosa412006-09-14

 最近のマイブームがこれ。半生麺だが、コシがあって、なおかつ麺に味がある。15分煮込むと裏面にはあるが、差し水しながら13分半であげ、まずは常温の水でぬめりをとり、さらに氷を入れた水で締めてから、だし汁につけて、ざるうどんとして食べてもらいたい。
 たしかに市販品、かつ手頃な値段でここまでのコシと味を満喫できたのは初めて。すがきやの冷凍讃岐うどんもコシはあるが、ここまで麺に旨味(うまみ)はない。この石丸の半生麺は近所のス―パ―「ピーコック」で見つけた。
 ざるうどんを堪能したら、次は同様の茹(ゆ)で時間で鍋から出し、水で洗わず、熱々のままでどんぶりに入れて、生卵二つとしょう油を少々落とす。そう、「かまたま」で食べてもらいたい。冷水で締めないから麺のコシは出ないが、卵と絶妙に絡まり、西新宿にある東京麺通団の「かまたま」を彷彿とさせる。
 高くてうまいのは当たり前、安くてうまいのがエライ!―そんな大阪人の心の琴線を震わせる味である。いや、こっちの市販品の讃岐うどんの方がうまいぞ、という方はぜひ情報をお寄せください。
 この香川県にある明治37年創業という石丸製麺のHPも充実ている。「讃岐の夢2000」という地元の小麦で作ったうどんも、ぜひ食べてみたい。